Hello! ゆいぴーです!
今回は、大学生最後の夏休みの1ヶ月を利用して、北海道はニセコで「リゾートバイト」をしてきました!
リゾバって実際ブラックって聞いたけど…
一人で行っても大丈夫…?
ニセコって本当に英語環境なの…?
リゾバしたいけど勇気が出ない…、リゾバに行こうか検討中…という方は、こんな悩みを抱えているのではないでしょうか。
私も実際に、一人でリゾバをしたのでその気持ち、ものすごくわかります。
今回はそんな疑問にお答えするべく、私の体験を本音100%でお伝えします!
この記事内では、実際に働いていたホテル名は公開していません。ここで働いてみたい、どうしても気になるという方がいらっしゃったら、Twitter もしくはInstagram(どちらも@who_yuip_is)のDMでお気軽にお聞きください!
リゾートバイト(リゾバ)とは?
まず、リゾートバイト(リゾバ)とは、日本全国のリゾート地に住み込みで働くこと。
常夏の沖縄ビーチや冬場は有名スキー場、またゆったりとした温泉街や秘境の地など、自分の働きたい環境で働けます!
また、寮費や光熱費、Wi-Fi代が無料のところが多く、生活費を最小限に貯金することができます。
さらに、ウィンタースポーツが好きな方にとっては朗報!
北海道のスキー場でリゾバをしていると、無料リフト券が福利厚生としてついてくることが多いです
毎日仕事終わりに滑ることもできますし、北海道で働く人はスキー・スノボが好きな人が多いので、オフの日は一日中友だちと遊ぶこともできます。
ちなみに私の働いていたところも例に漏れず、家賃・光熱費Wi-Fi無料、送迎バス、冬場は無料リフト券など、福利厚生はばっちりでした。
北海道、ニセコってどんなところ?
ニセコってどこ?
ニセコとは、北海道の左っ側にある地域の総称で、岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、蘭越町らへんを言います(よくわかってない)。
ウィンタースポーツに適したパウダースノウが有名で、冬場には色々な国や地域から人が集まります。
移住してくる人が多い
その中でも特に冬に惚れた人がニセコに移住してくるところなので、町全体は新しく、若い人や海外の人が多くいます。
普通に生活しているだけでも外国人にすれ違うほどなので、最近は国内留学の「ニセコ留学」としても注目を集めています。
実際住んでみると、コロナ禍の夏でも、街中で数え切れないほどの外国人とすれ違います。
特に「ひらふ」という地域では海外の方が経営するお店もあり、町全体がおしゃれで、まるで海外旅行に来たかのような感覚になります。
自然豊か
また、自然豊かで周りは本当に緑一色です。
朝はニセコのシンボルである羊蹄山から覗く朝日を浴びて、夜は満天の星で心を満たせます。
冬はあたり一面銀世界だそうで、世界でも有数のパウダースノウが積もります。
ただ、私の仕事場の寮はホテルから少し離れたところにあり、バスは一時間に一本、最寄りのコンビニのセブンイレブンまでは徒歩1時間です(笑)
また、最寄りのスーパー(倶知安のマックスバリュ)まではバスを乗り継いで約1時間ですが、従業員ならタダで行くことができます。
たしかに不便ではありますが、私は散歩が好きなので、カメラを提げて3時間ゆっくりコンビニ往復がてら散歩をしたり、歩いて10分の無人販売所で野菜を買ったり。
不便ながらに自然を楽しんでいました。
人によって向き不向きはありますが、せっかく短期間のリゾートバイト。普段は経験できない田舎での生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ニセコでリゾバをしたキッカケ
ニセコはものすごく田舎ですが、ラフティングやハイキング、余暇を過ごすのに最適。
夏、特にお盆は忙しい季節になります。
なんでそんなところで私がリゾバをしようと思ったのか、その経緯をお伝えします。
リゾバのキッカケ
大学4回生の夏休みにリゾバをすることを決意しました。
実は2回生のころからリゾバをしたいと思っていたのですが、部活や留学、休学と重なって何度もタイミングを逃していました。
そんな中今しかない、と4回生の夏休み前にほぼほぼノリで申し込み、決まればもう予定をそれに合わせるだけ、という感じでした。
また、9月から1ヶ月ほど海外旅行をする予定だったので、その資金集めにも最適だと思い、7月末~8月末のリゾバを決意しました。
なぜニセコでリゾバ?
大学4回生の一番充実させたい時期にニセコでリゾバを決意したのか。2つの理由があります。
- 英語環境で働きたかった
- とにかく避暑地へ行きたかった
英語環境
結論からお伝えすると、ニセコは本当に英語環境でした。
たしかに客層はコロナの影響もあり、ほとんど日本人でしたが、働いているスタッフは約7割が外国人でした。
外国人スタッフの出身は主に、インドネシア・フィリピンなどの東南アジアを中心に、台湾・オーストラリアなど。
彼らはほとんど日本語を話せないので、スタッフ同士の会話は英語です。
もちろん英語を話せない日本人スタッフもたくさんいて、日本語でのコミュニケーションもなぜか円滑です(笑)
私は今までの英語の勉強を生かしたかった&英語力を向上させたかったので、英語でのコミュニケーションに努めました。
その結果、休日は一緒に遊びに行く友だちができたり、帰りは空港まで送ってもらったり。色々な国の色々な年齢層の友だちがたくさんできました。
正直、英語を話せなくてもニセコで働くことはできますが、言語が通じにくい人同士では仲良くなりにくいこともあり、勤務外での交流は少なくなるかもしれません。
避暑地?
7月末~8月末まで、一年の中で一番暑い時期にニセコで働いていました。
たしかに夏なので暑い日もありましたが、本当に涼しかったです。実際に避暑地でした。
例えば大阪で最高気温35度の日、ニセコでの最高気温は25度。朝晩は15度以下まで下がるので、上着は必須です。
ニセコ(北海道?)は冷房がついている家が少ないそうで、実際の私の寮も暖房しかついていませんでした。ニセコでは、8月の1~2週間だけとても暑く、それ以外では冷房を使う機会がないのでついていないそうです。
ニセコでのリゾバ、働き方は?
私はニセコにあるホテルのレストランでサーバーとして働いていました。
これまで約10種類のアルバイトを経験してきた私ですら、一番きつい仕事だったのではないかと思います。
実際に同時期に来たリゾバ仲間は一人10日ほどでやめて帰ってしまいましたし…
そんなニセコでのホテルのレストランでの働き方を紹介します。
ニセコでのリゾバ【労働形式】
私の働いていたホテルでは、5-6日ごとにオフがあり、それ以外は働いていました。
労働形式は中抜けというもので、午前中に朝食ビュッフェで働いた後一旦寮に帰り、午後また出戻ってディナー会場で働くといったもの。
この中抜けが本当にきつい。中抜けじゃない日があるのがきついと言った方がいいのか。
睡眠サイクルが一定ではないので、仕事中にどっと疲れが来る時があります。
普通にアルバイトをしていると、中抜けを経験する機会はほとんどないと思いますので、一日の流れを紹介するので、参考にしてみてください。
ニセコでのリゾバ【一日の流れ】
中抜けの日
4:45 起床
5:30 バスに乗る 5:45 到着 6:00 出勤(朝食) 9:45 休憩(いったん退勤) 10:00 寮に戻って、ご飯&睡眠 16:00 バスに乗る 16:15 到着&社食 17:00 出勤(ディナー) 21:15 退勤(お盆は23時まで残業の日も) 21:30 バスに乗る 21:45 寮に戻る 23:00 就寝 |
ストレートシフトの日
朝 起床
12:30 バスに乗る 12:45 到着 13:00 出勤 (一時間の休憩をはさんで) 22:00 退勤 22:30 バスに乗る 22:45 寮に戻る 0:00 就寝 |
時間はその日のシフトによって若干異なります。
これがミックスであるのに加えて、バスの時間が一定ではなく1-2時間に一回。
(冬はバスの本数多いらしい)
それに合わせて仕事が終わるわけではないので、5分で着替えてバス停に全力疾走したり、逆に1時間待ったりなど、本当にめんどくさい職場でした。
それでも何とか1ヶ月耐えれたのは、一緒に働く人たちのおかげ、としか言いようがありません。
ニセコでのリゾバ【給料】
2022年8月の時点での給料です。
大阪での最低賃金が1023円のとき、私のニセコでの時給は1350円でした。
個人的にはもう少し高くてもいいのでは…といった業務内容でしたが、満足の時給設定です。
残業すれば、×1.25なので、それなりに稼げます。
それでも元々は1050円のお仕事でした。
アルバイトの経験や英語力など、アピールポイントを追加すれば、どんどん時給が上がっていくという感じです。
ニセコでのリゾバ【業務内容】
私の働いていたホテルにはいくつもの部門があり、その業務内容は同じではありませんが、ここはレストランホールの業務内容を紹介します。
レストランホールでの働き方は大きく分けて3つ。
- ビュッフェのフードを管理する業務
- 料理をお客様へ運ぶ業務
- お客様を席へ案内し、周回しながら接客する業務
皆さんが想像している業務は3つ目の業務でしょう。
一つ一つ取り上げて説明していきます。
ビュッフェのフードを管理する業務
ホテルに限らず、ビュッフェ形式のレストランに行ったことがある人は想像しやすいかもしれません。
ビュッフェとは、バイキング形式の食べ放題のことです。そのお皿の中身がなくならないように、補充していく係です。
その業務に当たった人は協力して、料理を厨房まで取りに行く係、料理を出す係、何が足りないかを伝える係など、連携して仕事を行います。
お客様から「足りない」と言われることもありますが、言われる前に補充することが大切です。
料理をお客様へ運ぶ業務
レストランでは、ビュッフェだけではなく、注文を受けた料理を提供することもあります。
特にディナーでは多くのお客様が注文されます。
その料理を厨房からお客様の席まで運ぶ仕事です。
正確に、丁寧に運ぶことが大切です。
それだけです(笑)
お客様を席へ案内し、周回しながら接客する業務
私が主に担当した業務がこちらです。
レストランへ来られたお客様を席に案内し、注文を受け、水を注いだりお話をしたり、お客様に楽しんでもらうための接客が主な仕事です。
私は接客が大好きなのでこの業務に向いていたと思います。
ホテルやニセコについての知識はほとんどありませんでしたが、ちょっと大阪弁を強めに出してローカルな話に持ち込んだり、ニセコでの経験を話したりなど、自分にできる精一杯で接客しました。
また、大切なのはお客様の話を聞くことだと思うので、正直そこまで知識がなくても大丈夫かなと思います。
質問されたときは申し訳なかったけどね。
そのおかげか、アンケートで私の名前を書いてもらったり、褒めてもらったり、上司からは社員登用を持ち掛けられたりして、個人的に、なかなか貢献したのではないかと思います。
ニセコでリゾバをする長所・短所
最後に、ニセコでリゾバをする長所と短所をまとめたいと思います。
現在にニセコでリゾバをしようかなと悩んでいる人は、参考にしてみてくださいね。
短所
- 職場によってはシフトがきつい
- 寮が職場から遠い
- 知り合いがいない
- まとまった期間が必要
長所
- 働くことに専念できてお金が貯まる
- 英語力が鍛えられる
- 新しい出会いがたくさんある
- ホテルでのマナーが学べる
- 涼しい
- 時給が高い
長所・短所をいくつかあげましたが、人によって感じるポイントはそれぞれだと思います。
また、どのように乗り越えていくか、その人の性格や個性によっても凄く異なるでしょう。
しかし総じて、私にとってとてもいい経験になったのは確かです。
もし悩んでいるのであれば、一歩踏み出して挑戦してみるのはどうでしょうか!
応援しています。